誰でも帰り道に車道に飛び出して
今まで残したこと全部流したいけど
会社に向かうまで、家に帰るまで、何度聴いて何度元気をもらったことか。
通勤中、狂って踊り出したいような気持ちになるよね。全て捨てたくなるようなもうどうにでもなれな気持ち。
そんな気持ちを代弁するかのような歌詞、軽快なダンスを踊っているような曲調。
その中に紛れた暗い重い感情。その重さをもパッと晴らすように、何でもないように、誰もが感じていることのように軽く音楽に乗せて放ってしまう。
いつでも終わりたいという気持ちがある。それを救いとしていてもいいんだと思わせてくれて気持ちが軽くなった。
『秋刀魚が焼けるまで』『桜が開くまで』『あの家着けるまで』
ここまで頑張れ。もうすぐだぞ。もうちょっとだけ頑張れ。と言わんばかりの、頑張りの終点を少しずつ伸ばして命の灯火を粘らせてるこの感じが好き。
這ってでも、もうちょっと頑張ってみようと思わせてくれてた。ありがとう。